闇金・借金用語集( 債務不履行 )

債務不履行の意味

用語
債務不履行
説明

債務不履行とは、個人において一般的には返済義務のある債務の返済を怠るなど、何らかの理由で返済を行わないこと、または行えない状態にあることを言う。

また、返済の遅延や、返済額の間違い(手数料分を支払わなかったなど)も債務不履行として捉えられることもある。

債務者が債務不履行を行うと、債権者は履行請求権に基き、返済の要求(督促など)を行ったり、 契約の解除(期限の利益損失)を伴う残債の一括支払いを要求したり、損害賠償請求を起こしたりする場合がある。

関連用語

用語 説明
財務局 財務省の地方支部局として、地域において財政や国有財産等に関する施策を実施したり、 金融庁の委任を受けて、地方における民間金融機関等の検査・監督等を業務としている公的機関。
催告 債権者が、債務者に対して支払等を請求したり、意思表示を促したりすること。
査定書 不動産や自動車等の財産の現在価値を、専門家が調査し、その財産の適正価格を記載した書面。
再生計画の変更 再生計画が認可された後、勤務先の業績不振で給与が減額された等のやむを得ない事情があり、 さらに、返済する期間を延長すれば当初の再生計画に定められた返済が可能であると認められる場合に、 裁…
再生計画不認可決定 再生計画の認可要件を充たしていない場合に裁判所が出す、再生計画を認めない旨の決定。
サラ金 サラ金とはサラリーマン金融の略語で、1970年代に生まれた言葉。 現在では、消費者金融の俗称として定着している。 主に無担保無保証で一般の個人消費者へノンバンクの融資を行う業者の…
債務の引受 特定人が負っている債務を同一の債務を別の人が債権者との合意の上で承継すること。
債務免除益 金融機関等の債権者の債権放棄により生じる債務の無償償却益のこと。
債務超過 債務超過とは、債務総額が債務者の保有する全資産を超えることを指す。
再生債務者 民事再生を申し立てた債務者のこと。
用語 説明

闇金・借金用語集

自己破産

借金を返済する事が全く不可能な場合に行うのが、自己破産です。

破産というとあまりいい印象はありませんが、借金が返済できない時に考える方法の一つです。

全ての借金を帳消しにできる最終手段的な方法で、自分ではどうしようもない場合はこの方法を使います。

任意整理

支払額を減らす事で、借金返済が可能になる場合に行うのが任意整理です。

ただ、任意整理は、全ての債権者(借入先)1社づつと債務に関する交渉が必要となるため、非常に難しい方法になります。

そのため、自分で行うというよりは、弁護士などが行う方法です。なんでも任意整理をした人が500万人近くいると言われています。

特定調停

特定調停とは、特定の債務者(借主)に関する調停という意味です。

簡易裁判所に申し立て、調停委員を仲裁役として、債務者の経済的再建を支援する制度です。

調停なので、貸主、借主側双方の合意が必要となりますが、借金の元金を減らす事が出来る可能性があります。一度相談してみてもいいかもしれません。

個人再生

銀行などの金融機関に住宅ローン借入があり、自宅を手放したくない場合に行う方法が個人再生です。

自己破産すると所有物件を、競売や任意売却などで手放す必要があるため、救済措置としてできた民事再生法という法律の中の手続きのひとつで、比較的新しい方法です。

ただ、個人再生を申し立てるには、弁護士に再生計画を作成してもらう必要があります。